去年の服が、なぜか窮屈で──壊れたのではなく、育ってしまっただけ
まだ日中は暑くて、衣替えには、ずいぶん早い。それでも、湯上がりに着替えを出そうとして、クローゼットの奥のほうに去年の秋の一枚が掛かっているのが目に入る。そんな夜があります。 そろそろ出しておこうか、と手が伸びる。エアコン …
まだ日中は暑くて、衣替えには、ずいぶん早い。それでも、湯上がりに着替えを出そうとして、クローゼットの奥のほうに去年の秋の一枚が掛かっているのが目に入る。そんな夜があります。 そろそろ出しておこうか、と手が伸びる。エアコン …
お盆の、最後の夜です。 実家の台所で、洗い終えた湯呑みが伏せてある家もあれば、今夜も誰とも話さずに一日が終わった部屋もあると思います。帰った方、帰らなかった方、帰らないと決めた方、そして事情があって親とは気軽に話せない方 …
あのikigaiの四つの円が重なった図を、はじめて見たときのことを、覚えています。真ん中の、円が四つとも重なるところに「これがあなたの生きがい」と書いてある、あの図です。きれいだな、と思いました。 そして次の瞬間、自分の …
カレンダーをめくる指が、七月のところで、ふと止まる。そんな瞬間はありませんでしたか。 「今年も、もう半分」。そうつぶやいたとたん、自分のまわりの時間だけが少し速く流れはじめたような、急かされる感じがする。日曜の夜、手帳を …
「もう、いいかな」。 仕事の途中、そんな声が、わたしの中からも聞こえてきたことがあります。 そして、ふと気づいたのです。「静かな退職」という言葉は、誰かから貼られるより先に、わたしたちが自分自身にそっと使っている言葉なの …
「これ、そのうちAIがやってくれるようになるんだろうな」 仕事の手を止めて、ふとそう思ったこと、ありませんか。 続きをみる
自分のことを知るための言葉は、いまの世の中にあふれています。 性格診断、強み分析、キャリアの棚卸し。スマートフォンを開けば、わたしたちが何者かを教えてくれる結果が、いくつでも手に入ります。 続きをみる
前回、私は「価値観を日常に生かすこと」について書きました。価値観を意識して日々を過ごすことで、「ほんとうの私」として働く感覚が少しずつ戻ってきます。でも、それをチームの中でどう生かしていけばいいのでしょうか。 価値観を分 …
前回、私は「自分の価値観に立ち戻ること」について書きました。価値観に気づくことで、「ほんとうの私」の輪郭が少し見えてきます。でも、それをどうやって日常や仕事に取り戻していけばいいのでしょうか。 小さな実践から始める 続き …
気づけば、私たちは「評価」や「成果」に引っ張られながら働いています。それは大切なこと。でも──ふとした瞬間、心が少しだけ置き去りになっている、と感じることはありませんか? そのまま走り続けていると、自分の軸がどんどん見え …